外国船籍における新型コロナウイルス感染症感染者の状況について

私の元職場(会社)が関係しているのではとの問い合わせもありますので、長崎県の調査状況について報告します。

コスタ アトランティカ号船内における新型コロナウイルス感染について
1、対応体制
今回の事例は、外国船籍のクル-ズ船内で発生したもので、県や市がこれまで経験したことのない対応がもとめられるものであり、また、今後の対応については、様々な外国籍乗組員の本国との調整、入院治療が必要になった場合の広域的な対応、自衛隊の派遣要請も考えられることから、厚生労働省クラスター対策斑(2名)、DMATチ-ム(2名)を派遣いただいたところ。明日は船舶関係の専門家として国交省から2名派遣頂く。

2、本日の調査状況
★長崎市からの要請により、県のレントゲン車を現地に派遣。長崎大学と連携して、昨日、陽性と判明した1名の診察を実施した。診断の結果、肺炎の陰影等は確認されず、そのまま船内で療養となった。
★検査の依頼があった57名について、検体採取。LAMP法による検査実施。全員の結果判明は明日の見込み。

との会見が行われました。

感染拡大しないことが極めて重要です。

2020年04月22日